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【総合】県民総参加のもてなし

[2008年10月27日 11:03]

第8回全国障害者スポーツ大会・大分大会開会式で演技する子どもたち

「予想上回る協力」
 第63回国民体育大会・大分国体、第8回全国障害者スポーツ大会・大分大会で「県民総参加によるもてなし」を掲げた大分県。県国民体育大会・障害者スポーツ大会局の三好民(たみ)郎(お)さん(総務企画課参事)は「予想を上回る協力で大成功だった」と振り返った。
 開閉会式への出演やボランティア、民泊受け入れ、花いっぱい運動、学校を挙げた応援など、多くの県民が世代を超え、さまざまな形でかかわった。三好さんは「『半世紀に一度の大イベントにかかわりたい』という気持ちが県民に強かったようだ。めじろん人気で子どもたちも両大会を身近に感じてくれた」と分析する。
 関心度のバロメーターの一つが開閉会式の観客数。大分国体開会式は、九州石油ドーム(大分市)に2万人以上の観客が入った。事前に申し込んだ人しか入場できないシステム(国体開会式、障スポ開閉会式)を取らなければ「さらに入場者が増えた」という指摘もある。県の担当者は「平日にあった国体閉会式の観覧者は約4800人。天皇杯授与のシーンがあっただけにもう少し来てほしかった」。めじろん募金も目標額の5億円を大きく上回り、約6億8000万円(特別協賛企業の寄付1億円を含む)に達した。

全校児童が出演
 両大会への参加は県民に大きな自信も生んだ。歓迎演技に全校児童が出演した大分市明野東小学校(中野正昭校長・417人)。4月から新1年生を含めた練習をスタート。中野校長は「出演はまたとないチャンス。全員そろって参加しよう」と呼び掛けた。全校で欠席者ゼロの日は年間を通してほとんどない。夏休みに入院した児童もいたが、国体開会式当日は全員そろった。「子どもたちの満足感と達成感は大きく、頑張れば成果は何十倍にもなることを学んだ」と話す。
 民泊を受け入れた家庭は選手を心からもてなし、早くも新たな“息子”“娘”との交流が始まっている。県は「県民総参加の機運は今後の地域づくりに生かせる。県民一人一人が、その気持ちを持ち続けることが大事」と訴えた。

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