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障スポ大分大会閉会式終了後、選手とボランティアが記念撮影。ともに時間を過ごす中で「大切な出会い」「一生の思い出」を得た
「やってよかった」
大分国体と全国障害者スポーツ大会・大分大会を約1万4800人のボランティアが支えた。参加者は「いい経験になった」「充実した時間を過ごすことができた」―と声をそろえる。
特に、障スポ大分大会では大学・短大や福祉系専門学校から約800人が参加。全国64選手団ごとに担当ボランティアが付き、県入りから離県まで、長い人で6日間、ハンディのある選手をサポートした。
最初は「何をしたらいいのか分からない」と戸惑っていた学生も、日を追うごとに生き生きと活動するようになった。兵庫県を担当した佐藤真奈美さん(18)=大分視能訓練士専門学校1年=は選手が帰る日、宿泊先で選手と別れを惜しんだ。「一緒に過ごす中で自然と近づけた。やってよかった」という。
大分東高校(花宮邦高校長)は全校生徒と教職員全員の約550人が期間中、さまざまなボランティアをした。長野彰さん(1年)は障スポ大分大会の閉会式で来場者の荷物預かり所を担当。福祉タクシーの誘導をした首藤奨也さん(2年)は「介助の方法などが難しかったが、次に、こんな場面に出くわした時、自分が何をすべきかが分かる。貴重な経験ができた」。亀井浩美さん(3年)も「いろんな人と触れ合うことができた。またボランティアをしてみたい」と話す。
講座に6倍の応募
若者ばかりではない。障害者を支える現場にも変化があった。11月1日に開講する大分市の要約筆記講座には例年の6倍、60人の応募があった。うち50人が両大会で要約筆記のボランティアを経験した人たち。県聴覚障害者協会の奈須博幸事務長は「手話通訳者の600人に対し、現在、要約筆記者は93人で、需要に応えきれない状況。継続して活動してくれる人が増えることは大きな強み」と喜ぶ。
県国民体育大会・障害者スポーツ大会局の徳丸命子課長補佐は「ボランティアを通して学んだ心、体得した技術を次に生かそうという動きは確実にある。大会が残した大きな人的財産になる」と総括した。
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