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【総合】開催地巡る“簡素化の象徴”

[2008年10月15日 13:26]

新潟県と山口県に向けて運び出される道具類=14日午後、大分市の九州石油ドーム

 第63回国民体育大会・大分国体と第8回全国障害者スポーツ大会・大分大会で使ったプラカードやステージ、いすなど大道具や小道具が14日夜までに、来年開催地の新潟県と3年後開催地の山口県に向けて運び出された。大分県と同様、今後の開催地も経費削減対策として再利用する。「簡素化国体」の取り組みも次期開催地に引き継いだ形だ。
 大分県は昨年開催地の秋田県から10トントラック12台分もの道具類を引き継いだ。プラカードからビニール製雨具、拡声器、シート、文房具、バケツなどさまざま。県は「新調したのは開閉会式のステージ程度。ほかはすべて再利用したおかげで大きな経費削減につながった」と話す。
 2年後の開催地の千葉県は、必要な道具類を新潟県を経由して引き継ぐため、今回は大分県からの送り先には含めなかった。
 14日朝から大分市の九州石油ドーム、保管場所の旧佐賀関高校と旧厚生学院の各校舎で搬出作業を始めた。
 開閉会式で使ったプラカードなど多くは新潟県へ。ステージは山口県が引き継ぐ。丸いす約6000脚は両県で分け合い、10トントラックやコンテナに運び入れた。
 作業に立ち会った新潟県の男性職員(35)は「使えるものは積極的に使って経費削減していきたい。運営面で助かります」と話した。

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