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【陸上男子1500メートル】県勢対決を制した笹原廣喜(左)と2位の廣道純=九州石油ドーム
ライバル同士が火花を散らした。陸上千五百メートル。北京パラリンピックの銀メダリスト、笹原廣喜(34)=豊後高田市=と、日本代表の廣道純(34)=大分市=が出場する注目のレースは、世界屈指のランナーのプライドがぶつかりあい、ラスト1周を制した笹原に軍配が上がった。
「タイムより勝負にこだわった」と2人。出走した6人は序盤から、笹原、廣道が先頭を並走する”だんご状態”の展開。残り400メートルの鐘が鳴った直後、廣道の右後方につけていた笹原が、一気にスパートして先頭に。廣道は懸命に追ったが差は縮まらなかった。
「鐘が鳴ったらスイッチを入れると決めていた。うまい具合に前に出ることができた」と会心のレース運びに満足そうな笹原。「スパートが一呼吸遅れた」と廣道は悔しがった。
来月開催の大分国際車いすマラソン大会に出場する2人。笹原は、このマラソンを最後に第一線を退くことを表明しているため、障スポ大分大会は最後のトラックレースだった。
「マラソンではきっちり借りを返す」と廣道。2006年の大分国際車いすマラソン大会覇者でもある笹原は「廣道だけでなく有力選手は多い。北京パラに照準を合わせていたから、もう一度体づくりをして一つでも上を狙う」と意欲を燃やしていた。
高め合う奥谷親子、父のVに「さすが」
レース終了後、がっちりと握手。親子スプリンターが、さわやかに九石ドームを駆け抜けた。
陸上男子百メートルの奥谷木森(43)=大分市=と、長男の和洋(16)=同。ともに聴覚障害がある。和洋が木森にあこがれて陸上を始め、今では毎日の練習をともにするパートナーでもある。
和洋は父を「陸上の時は厳しいが、普段は優しい。選手として素晴らしい」と尊敬。木森は息子を「練習をたくさんする。見ていてとてもうれしい」と自慢する。
和洋のレースに続いて木森が走り、結果は5位と優勝。和洋は「自分は悔しいが、父はさすが」。大きさを再認識した。
表彰式後、遠慮する和洋に木森がメダルをかけた。13日も”二人三脚”で二百メートルを走る。次は一緒に金メダルをかけるつもりだ。
【肢体不自由者男子1部】
▽百メートル(区分11、12=車いす使用)
「1組」佐藤明弘=棄権
▽百メートル(区分22)
「2組」(3)伊東進一郎13秒53
▽千五百メートル(区分13―15=車いす使用)
「1組」(1)笹原廣喜3分35秒84(2)廣道純3分36秒47
▽ソフトボール投げ(区分1)
「1組」(1)黒野巨樹83メートル15
▽ソフトボール投げ(区分22)
「1組」(1)伊東進一郎66メートル95
【肢体不自由者男子2部】
▽百メートル(区分1)
「1組」(2)水江和徳13秒51
▽百メートル(区分21)
「1組」(2)相沢知文15秒40
▽千五百メートル(区分13―15=車いす使用)
「1組」(1)藤原修3分45秒96
▽スラローム(区分10)
「1組」(1)末永茂樹55秒
▽スラローム(区分23)
「1組」(3)内山富士夫1分35秒
▽ソフトボール投げ(区分4)
「1組」(3)植木数精39メートル05
【視覚障害者男子1部】
▽百メートル(区分25)
「1組」(2)石井靖隆13秒38
▽走り幅跳び(区分25)
「1組」(1)石井靖隆4メートル80
【視覚障害者男子2部】
▽百メートル(区分25)
「1組」(2)立花和道16秒96
【聴覚障害者等男子1部】
▽百メートル(区分27)
「3組」(5)奥谷和洋12秒15
▽走り高跳び(区分27)
「1組」(2)安部卓弥1メートル58
【聴覚障害者等男子2部】
▽百メートル(区分27)
「1組」(1)奥谷木森13秒15
【知的障害者青年男子】
▽百メートル(区分28)
「1組」(1)岡田良章12秒63
「3組」(3)成松誠13秒86
「5組」(6)曽根崎英雄13秒45
「6組」(5)尾崎輝彦14秒05
「7組」(3)高橋健治12秒50
▽四百メートル(区分28)
「1組」(1)松田重博55秒85
「2組」(3)岡田良章1分0秒14(4)高倉修1分0秒41
「3組」(4)北野国広1分8秒66
▽千五百メートル(区分28)
「4組」(6)中野友彰5分1秒70
▽立ち幅跳び(区分28)
「1組」(5)奥津克之1メートル98
「2組」(3)有松浩道2メートル14(4)川野友路2メートル13
【知的障害者壮年男子】
▽百メートル(区分28)
「1組」(4)佐田正春16秒86
▽立ち幅跳び(区分28)
「1組」(4)佐田正春1メートル94(5)安達満夫1メートル86
「2組」(3)庄司浩三2メートル11
【知的障害者少年男子】
▽百メートル(区分28)
「2組」田口勇貴=棄権
「6組」(7)八幡原隆13秒52
▽四百メートル(区分28)
「3組」(6)荻隼人1分2秒86
▽千五百メートル(区分28)
「4組」(3)瀬川勝男4分34秒08
「6組」(6)宮脇清士4分56秒65
▽立ち幅跳び(区分28)
「1組」(8)荻隼人2メートル16
「2組」(5)宮脇清士2メートル27
【視覚障害者女子2部】
▽百メートル(区分26)
「1組」(2)北崎みどり22秒43
▽走り幅跳び(区分26)
「1組」(2)北崎みどり2メートル05
【聴覚障害者等女子2部】
▽百メートル(区分27)
「1組」(4)佐々木順子19秒32
▽ソフトボール投げ(区分27)
「1組」(2)藤本敦子28メートル43
▽ジャベリックスロー(区分27)
「1組」(1)藤本敦子18メートル55(2)西村典子17メートル77
【知的障害者青年女子】
▽百メートル(区分28)
「1組」(3)浜田奈央美16秒55(6)元吉順子18秒19
「2組」(2)小坪千明15秒84(5)清祐良子16秒32
「3組」(8)品川結香18秒26
「4組」(1)佐藤佳代子15秒46
▽立ち幅跳び(区分28)
「1組」(3)品川結香1メートル78
【知的障害者少年女子】
▽百メートル(区分28)
「6組」藤原知子=棄権
▽四百メートル(区分28)
「2組」(3)染原球子1分20秒19
▽千五百メートル(区分28)
「1組」(6)河村霧子6分48秒36
▽立ち幅跳び(区分28)
「1組」(6)染原球子1メートル57
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