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【大分大会・バレーボール】強豪に食い下がる

[2008年10月13日 09:51]

【バレーボール精神障害者・大分ー青森】スパイクする宮脇真二=べっぷアリーナ

 今大会からバレーボールに精神障害者の部が正式に加わった。2006年に県選抜チームを結成した大分は初戦で、前年の秋田大会の準優勝チーム・青森と戦った。
 スタンドに陣取った大応援団の声援に後押しされ、第1セットを接戦の末にもぎ取った。第2、第3セットは、主将の宮脇真二(36)=中津市=を中心とした攻撃で得点を重ねたが、あと一歩、及ばなかった。
 「全力を出し切り、恥ずかしくない試合ができた」と井崎哲男監督(38)=佐伯市。選手たちは一列に並び、胸を張ってスタンドにあいさつした。
 今大会までの道のりは決して平たんではなかった。結成当初12人いたメンバーが、仕事の関係で練習に参加できなかったり、体調管理の難しさなどから、最終的に9人となった。
 「でも逆に、誰ひとりとして欠かせないという雰囲気が、チームの結束を強めた」と冨嶋孝徳コーチ(63)=豊後高田市。宮脇主将も積極的にメンバーに声を掛け、チームを引っ張った。気分が乗らず、弱気になりそうな時も「主将だから」と、自ら気持ちを奮い立たせた。
 試合には負けたが、得たものも大きい。宮脇主将は「3年間、バレーボールを続けられたことで自信を持つことができた」と話した。


3位決定戦に意欲 知的障害者女子
 バレーボール知的障害者の部女子に準決勝から登場した大分は、前回覇者の東京を相手に苦戦を強いられた。
 大分は序盤から相手の強烈なサーブやスパイクに乱され、返すのが精いっぱい。今永明子(40)=竹田市=の正確なサーブをきっかけにペースを取り戻しかけたが、流れを引き寄せることはできなかった。2セット目も波に乗れず、20点差をつけられて完敗。それでもスタンドの応援とベンチからの声が、選手を励まし続けた。
 主将の阿南陽子(25)=同=は「明日はいい試合をしたい」と3位決定戦への意欲を見せた。
 浅倉文親監督(53)=同=は「よくここまできたとほめてやりたい。涙を流す選手もいたが、その悔しさがばねになる」と話した。

 【知的障害者男子】
 ▽1回戦
東京 2 
25―8 25―17 
大分 0 
 【聴覚障害者等女子】
 ▽1回戦
静岡 2 
25―7 25―11
大分 0
 【知的障害者女子】
 ▽準決勝
東京 2 
25―8 25―5
大分 0 
 【精神障害者】
 ▽1回戦
青森 2 
25―27 25―16 26―24
大分 1

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