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総合優勝を飾り喜びを爆発させる伊藤監督(左端)と県選手=ダイハツ九州アリーナ
団体組手(今年から全種別混成)2連覇で有終の美を飾った県空手道勢。伊藤健一監督(39)=大分南高教=は「1人が倒れても誰かがカバーする。そんな大分らしさを発揮することができた」と胸を張った。
終盤の戦いが象徴的だった。準決勝の京都戦は白星を重ねてきた内田雄大(柳ケ浦高3年)が敗れ、初の黒星発進。だが続く大野ひかる(大分南高1年)、古梶琢也(29)=中津市消防本部=が、冷静な試合運びで逆転した。
「自分が勝つことで後ろを楽にし、敗れても後ろが何とかしてくれるとの思いがあった」と、岡野愛理(24)=県空手道連盟。「チームワークは日本一」と土井一平(24)=アパマンショップ中津市店。揺るぎない信頼感が、全選手の力を最大限に引き出した。
大阪との最終決戦。内田が起死回生の一本で勢いを呼び込み、岡野が続いた。古梶は敗れたが、主将福田浄円(26)=県空手道連盟=が全員の思いを拳に乗せて、最高の結果を勝ち取った。
チーム一丸で勝ち取った連覇。福田は「たまたま自分の番で優勝が決まっただけ。仲間と支えてくれた人たちのおかげです」と笑顔で繰り返していた。
「努力のたまもの」
団体組手2連覇とともに、107・5点(競技点)を獲得し、初の競技別総合優勝を飾った県空手道勢。国宗秀樹県空手道連盟会長は「選手の自覚と努力のたまもの。多くの人に支えてもらったおかげです」と快挙達成を喜んだ。
「オーバー100点」を目指して、強化を進めてきた。すべて優勝しても最高で120点。現実的に厳しい目標だったが、スタッフ、選手はもちろん、家庭や職場の理解に支えられながら、一丸となって地元国体に向かって突き進んだ。それだけに目標達成の喜びは大きかった。
団体組手の決勝終了後、スタンドから声援を送り続けたスタッフ、候補選手らが選手のもとにかけより、全員で喜びを分かち合った。国宗会長、清原今朝勝同理事長は「今までの苦労が喜びに変わった」と笑顔をのぞかせるとともに、「成果を今後につなげなければならない」と話していた。
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