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【ラグビー少年準決勝・大分―愛知】前半19分、中央付近から突破を図るLO冨田=由布市湯布院スポーツセンター第2球技場
1点差の接戦制す
少年の大分は愛知に13―12で競り勝ち、3年ぶりの決勝進出を果たした。
決勝戦は優勝候補・福岡と激突する。
大分は前半終了間際、冨田賢司(舞鶴高3年)がペナルティーゴール(PG)を決めて3点先取。後半7分には、22メートルラインの中央付近のラックから展開して最後は河野将和(大分工高3年)がトライを決めた。同14分には再び冨田がPGを決め、13―0とリードした。
しかし、ここから愛知の猛反撃に遭った。後半15分にトライを許すと、自陣深くまで攻め込まれる苦しいシーンが何度も訪れた。
大分は持ち味のディフェンスで懸命にしのいだ。
押されながらも、早め早めに低いタックルで相手の攻撃を寸断。ノーサイド直前、トライとゴールを決められたものの、1点差で接戦に勝利した。
「ロースコアの守備の戦い。それが、われわれが勝つ唯一のシナリオだった」。大分の堀尾大輔監督(36)=舞鶴高教=は試合後、冷静に振り返った。
13―12。スコア上は薄氷の勝利に見えても、実は狙い通りのゲーム展開だった。
前半は大分がゲームを完全に支配し、相手陣内の深くまで立て続けに攻め込んだ。
守備でも愛知のキーマンを徹底してマークし、相手の持ち味であるバックスの攻撃力を封じ込めた。体格に勝る相手にも当たり負けせず、低姿勢のタックルを次々と繰り出し、相手の攻撃の芽を摘んだ。
そして前半終了間際、冨田賢司(舞鶴高3年)のペナルティーキックで待望の先制点。「3―0で前半を折り返し、守り勝つ理想の展開に持ち込めた」と堀尾監督。
後半はリードを13点まで広げた後、一転して相手の猛攻にさらされたが、終了間際まで8点のリードを保ち続けた。
7日の決勝で対戦する福岡は高校日本代表クラスの選手がそろい、多彩な攻撃パターンを誇る。大分は対照的に粘り強いディフェンスを”武器”に勝ち上がり、チームに勢いも出てきた。
念願の地元優勝まで、あと1勝。堀尾監督は「ひた向きに鋭いタックルを貫き、ディフェンスから流れを呼び込む。決勝でも自分たちの形を見失わず、最後まで力を振り絞る」と決意を語った。
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