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【陸上少年男子B110メートル障害決勝】2位に入った成迫泰平(鶴城高)
”泰平見参”だ。少年男子B百十メートル障害で成迫泰平(鶴城高1年)が2位。前日に成年男子四百メートル障害を制した成迫健児(24)=ミズノ=の弟。将来を期待せずにはいられない逸材が、地元国体で輝き始めた。
予選は14秒61、決勝は14秒45と2度とも自己ベストを更新。「小さいころから目指していた大分国体」のために、1カ月ほど前から同種目県トップランナーの菅周平(30)=大分AC=を練習パートナーに迎え、一気に記録が伸びた。
目の前で見た兄の優勝も刺激となった。「自分もやってやる」。兄が同種目に出場したときは3位。順位は上回った。
十種競技の選手だった父と、8歳違いの兄の影響で中学から本格的に陸上を始めた。兄ほどの恵まれた体ではないが、兄にはないスピードが武器。「結果を出せたのは周りのおかげ。尊敬するのは父と兄。早く四百メートル障害を走り、兄と同じくらいにいきたい」。成迫家の末っ子が、飛躍の扉に手をかけた。
長瀬が涙の6位
ハンマー投げ
ハンマー投げ成年男子の長瀬翔馬(25)=大分市役所=の5投目。勢いよく長瀬の手を離れたハンマーは、放物線を描き64メートル68地点に到達した。シーズンベストを記録し6位入賞。賞状を手にすると目に涙がにじんだ。
雨のため屋根を閉じたドームには長瀬への声援が、ひときわ響いた。「地元国体で、この場に立つことができ本当に幸せ」とサークルに入った。
最終6投目。4年前の大学時代に出した自己ベスト(64メートル84)を狙ったが、届かなかった。「記録が出たら競技をやめただろう。今日が集大成とも思ったが、まだまだ頑張ります」と、すがすがしく笑顔で語った。
佐藤、7位に笑顔
円盤投げ
苦しんだシーズンを入賞で帳消しにした。少年女子共通円盤投げで佐藤菜央美(雄城台高3年)が7位(41メートル70)。昨年はインターハイ準優勝で一躍注目を浴びたが、今年は予選敗退。悔しさで眠れない日々を乗り越え、結果を出した。
投げる直前、腰を低くかがめる。独特のフォームは「47メートル」(自己ベスト45メートル28)の目標達成に向けた作戦。目標には届かなかったが、安定した戦いぶりをみせた。
夏以降、悲しくて泣いていた佐藤に、笑顔が戻った。「先生の支えに感謝。入賞という『形』を残せた」。弟・翔太郎(雄城台高1年、少年男子B)の円盤投げ6位(3日)にも発奮した。宮成康蔵監督(35)=同校教=は「ピッチで堂々と投げる姿を見られ、うれしかった」と話した。
”助っ人”小野寺6位
棒高跳び
大分に来て1年半。やっと晴れやかな表情を浮かべた。成年男子棒高跳びで小野寺亮(23)=フンドーキン=が6位。
出身は宮城県。順天堂大を卒業後、大分国体の”助っ人”として招かれた。常に結果を求められる立場だが、昨年の秋田国体で苦汁をなめた。ふくらはぎがつるアクシデントで10位に甘んじた。
責任感から悩んだ。自分を追い込みすぎ、思うような記録につながらない時期もあった。だが、小野寺は言う。「そんなとき、大分のスタッフや選手がそれとなく声をかけてくれ、支えてくれた。感謝している」。
【成年男子】
▽棒高跳び決勝 (6)小野寺亮(フンドーキン)5メートル10
▽走り幅跳び決勝 (20)尾熊利昭(日田市陸協)7メートル09
▽ハンマー投げ決勝 (6)長瀬翔馬(大分AC)64メートル68
【少年男子A】
▽四百メートル予選
「2組」(7)安東成也(楊志館高)49秒93=落選
▽一万メートル決勝 (11)油布郁人(大分東明高)29分47秒50
【少年男子B】
▽百十メートル障害予選
「3組」(1)成迫泰平(佐伯鶴城高)14秒61=決勝進出
▽同決勝 (2)成迫泰平(佐伯鶴城高)14秒45
【少年男子共通】
▽五千メートル競歩決勝 内宮亮兼(鶴崎工高)=失格
▽走り高跳び決勝 (2)佐脇慧一(佐伯鶴城高)2メートル06
【少年女子A】
▽四百メートル予選
「2組」(6)村武由香(大分雄城台高)57秒08=落選
【少年女子共通】
▽円盤投げ決勝 (7)佐藤菜央美(大分雄城台高)41メートル70
【成・少年男子共通】
▽四百メートルリレー予選
「4組」(2)大分(千原、穴井、永沼、平ケ倉)40秒82=準決勝進出
【成・少年女子共通】
▽四百メートルリレー予選
「5組」大分(浜野、沢田、佐藤由、藤田)=失格
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