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空手道で入賞した4選手。前列左が成年女子形準Vの図師、同右は少年女子組手3位の大野。後列左は成年男子形準Vの曳汐、同右は少年男子組手準Vの内田=ダイハツ九州アリーナ
県選手団は好調をキープ。成年男女形、少年男女組手に出場した全4選手がそろって入賞し、県代表9選手が全員入賞を達成。連覇を狙う団体組手(今年から混成団体組手)も初戦を突破し、最終日につなげた。伊藤健一監督(39)=大分南高教=は「あと1日。思い残すことがないよう、1試合1試合をすべて決勝のつもりで戦いたい」と抱負。
「勝ちたかった」。決勝は因縁の戦いだった。高校時代からのライバルと対戦した成年女子形の図師千秋(27)=日田養護教。昨年負けた相手と戦った同男子形の曳汐和紀(23)=別府市役所。共に及ばず2位。悔し涙がほおをつたった。
ストレートで勝ち上がった決勝戦。図師の相手はナショナルチームメンバーで、同い年の諸岡奈央(神奈川)。高3の熊本国体以来勝ってない。「絶対に勝つ」。気合は十分だったが「甘さが出た」。最後にミスをし小差で負けた。一方、ファイナルが初めての曳汐。昨年覇者に思いきりぶつかり「力を出し尽くした」。が、壁は大きかった。
頑張れるのは職場の理解があってこそ。先生、家族、仲間…大分が大好きだ。だからこそ感謝を込めて「勝ちたかった」2人。「総合優勝は絶対」と力強く誓った。
大野健闘、3位
組手の県少年男女が踏ん張った。共に序盤の大きなヤマ場を乗り越え、男子の内田雄大(柳ケ浦高3年)が準V、女子の大野ひかる(大分南高1年)が3位に輝いた。
内田は初戦、強豪の清水良介(東京・世田谷学園高)との接戦を制して勢いづいた。瞬発力を生かして一気に間合いを詰める空手家の父母直伝の”刻み突き”を武器に決勝へ。無敗の王者・荒賀龍太郎(京都・京都外大西高)に果敢に挑んだが、及ばなかった。大阪出身。この2年半、「大分に貢献したい」と頑張ってきた。それだけに「支えてくれた人たちのためにも勝ちたかった」
大野は3回戦、選抜、インターハイ2冠の月井隼南(大阪・東大阪大敬愛高)と対戦。「3冠阻止」を掲げ、高い集中力を持続し、厳しい勝負を勝ち残った。前日の形に続く得点圏入り。手応えもあったが、強敵を破ったことで心にすきが生じた。3位に入ったが、「集中力を切らしてしまった」と悔しがった。
手放しで喜べない上位入賞に、2人は「団体戦が残っている。全力を尽くしたい」と抱負。
▽成・少年男女共通組手団体2回戦
大分 3―0 茨城
○ 内田 9―1 渡辺
○ 岡野 9―1 仲山
○ 土井 9―1 飯村
▽成年男子形1回戦
曳汐和紀 (大分・別府市役所) 3―0 土居耕太郎 (秋田・男鹿工高教)
▽同2回戦
曳汐和紀 (大分・別府市役所) 3―0 関根寛和 (東京・零)
▽同準々決勝
曳汐和紀 (大分・別府市役所) 3―0 千田裕也 (北海道・REストラテジー)
▽同準決勝
曳汐和紀 (大分・別府市役所) 3―0 桑子和也 (愛知・タケトヨ接骨院)
▽同決勝
古川哲也 (新潟・二本木いろは) 5―0 曳汐和紀 (大分・別府市役所)
▽成年女子形2回戦
図師千秋 (大分・日田養護学校教) 3―0 木村陽子 (滋賀・グロウバル)
▽同準々決勝
図師千秋 (大分・日田養護学校教) 3―0 稲垣宏実 (兵庫・マルテン)
▽同準決勝
図師千秋 (大分・日田養護学校教) 3―0 矢野彩 (山梨・山梨学院大)
▽同決勝
諸岡奈央 (神奈川・リゾン) 3―2 図師千秋 (大分・日田養護学校教)
▽少年男子組手個人1回戦
内田雄大 (大分・柳ケ浦高) 6―4 清水良介 (東京・世田谷学園高)
▽同2回戦
内田雄大 (大分・柳ケ浦高) 9―4 永田大貴 (新潟・燕高)
▽同3回戦
内田雄大 (大分・柳ケ浦高) 8―0 北林泰明 (香川・高松中央高)
▽同準々決勝
内田雄大 (大分・柳ケ浦高) 7―1 上田宰佑 (山口・山口鴻城高)
▽同準決勝
内田雄大 (大分・柳ケ浦高) 12―4 石井詳馬 (福島・学法福島高)
▽同決勝
荒賀龍太郎 (京都・京都外大西高) 9―3 内田雄大 (大分・柳ケ浦高)
▽少年女子組手個人1回戦
大野ひかる (大分・大分南高) 8―0 高鳥幸葉 (島根・出雲高)
▽同2回戦
大野ひかる (大分・大分南高) 9―1 仲山優圭 (茨城・東洋大牛久高)
▽同3回戦
大野ひかる (大分・大分南高) 6―3 月井隼南 (大阪・東大阪大敬愛高)
▽同準々決勝
大野ひかる (大分・大分南高) 6―3 黒田千景 (岡山・おかやま山陽高)
▽同準決勝
渡部友華 (兵庫・夙川学院高) 9―5 大野ひかる (大分・大分南高)
▽同3位決定戦
大野ひかる (大分・大分南高) 10―3 石川茉奈 (栃木・宇都宮文星女高)
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