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【ラグビー少年準々決勝・大分―青森】後半7分、右中間に12番牧がトライ=由布市湯布院スポーツセンター第2球技場
劇的なドラマは最後に訪れた。少年準々決勝の青森戦。12―12で迎えた後半25分。中央22メートルラインで大分がペナルティーを得た。キッカーは冨田賢司(舞鶴高3年)。「練習と同じ感覚。無心でけった」。美しい放物線を描いたボールはゴールに吸い込まれ、勝ち越しに成功。ベスト4進出を決めた。
冨田は同点、勝ち越しとなる2本のキックを成功させた。今年から舞鶴の正キッカー。毎日、全体練習後に30分間、自主練習で精度を高めた。「大切な場面が多く、キッカー冥(みょう)利(り)に尽きる試合展開だった」と振り返った。
序盤は相手の重量FWに押し込まれて0―12。それでもチームに焦りはなかった。「横に展開して振り回せば、いつか相手は疲れる」。堀尾大輔監督(36)=舞鶴高教=の狙いは当たった。後半7分のトライは理想の形。ラックからBK4人で展開し、牧寛享(舞鶴高3年)が決めた。「最初は焦ったが、徐々に自分たちの流れに持ち込めた」と笑顔。
次は愛知戦。平山達也主将(舞鶴高3年)は「全員で守ってリズムをつかむ組織的なラグビーで決勝に進む」。3年ぶりの決勝進出に向け、言い切った。
▽少年準々決勝
大分 (選抜) 15 5―1210―0 12 青森 (全青森)
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