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【剣道成年女子1回戦】見事にコテを決めた西佳子(右)=豊後大野市大原総合体育館
3種別ともベスト4入りする最高のスタートを切った。剣道の成年女子、少年男子、同女子がそろって5日の準決勝に進出。一丸となって応援した大分の選手、指導者らは「よかった、よかった」と手を取り合った。
少年女子は先鋒(せんぽう)、次鋒の活躍がチームを勢いづけ、2試合とも危なげない試合運び。少年男子は本来の力を出し切れず、1回戦、準々決勝とも接戦。辛くも逃げ切った。「女子は合格点。男子はしっかり修正して準決勝に臨みたい」と三浦悟少年監督(52)=大分高教。
最後は成年女子がしっかり締めた。準々決勝の岡山戦は勝負強さが光った。全日本女子選手権優勝者の坪田祐佳に2本勝ちした先鋒・植山智恵美(23)=県警職員=は「大学の先輩。胸を借りるつもりでいった」。
1―1で迎えた大将戦。西佳子(41)=津久見市=は得意のコテで延長戦を制した。2007年秋田国体の大将戦で自身が敗れ、1回戦負けした悔しさがバネになった。「目の前の一戦一戦を集中して臨む」。次戦に向けさらに気持ちを高めた。
県勢唯一・1巡目に続いて選手 “鉄人・江口”高ぶる
「地元のプレッシャーがないとは言わないが、とにかく向かっていくしかない」。剣道成年男子の江口忠文監督兼選手(61)=県警察学校=は42年の時を経て、再び地元国体の大舞台に立とうとしている。1巡目大分国体に続き、2巡目も選手として出場する県勢唯一の”鉄人”だ。
国体出場は今回で22回目。今大会では2番目の年長者だ。国体初出場が19歳の1巡目大分国体。チームは一般の部で3位入賞したが、先鋒(せんぽう)の江口は思うような活躍ができなかった。「あのころは力もなかったが、地元国体の重みを認識していなかった」。今は違う。剣道大分チームを引っ張る成年男子の大将。準優勝した2007年秋田国体では6試合無敗を誇った。
不運にも今年8月、右足太ももに肉離れを起こし、その後腰痛を併発。左足ふくらはぎも痛めた。この2カ月は満足な練習ができていないが、「ここまできたらあとは気持ちの調整だけ」。自分を信じこの時を待った。
出番は大会最終日の6日。無敵の大将は「最後、自分に荷がかかったときは絶対勝つ」と誓った。
▽成年女子1回戦
大分 2―1 北海道
植山 (4) ド―メメ 竹本 (5) ○
○ 岩本 (5) メ― 北本 (6)
○ 西 (5) コド― 太田 (6)
▽同準々決勝
大分 2―1 岡山
○ 植山 (4) ココ― 坪田 (5)
岩本 (5) ―コ 稲垣 (6) ○
○ 西 (5) コ― 松田 (6)
▽少年男子1回戦
大分 3―2 広島
○ 井上 (2) メメ― 盛谷 (2)
中 (2) ―ココ 平野 (2) ○
○ 津島 (2) ドド―メ 高橋 (3)
○ 菅田 (2) メ― 高岡 (2)
佐藤 (2) ―メメ 渡辺 (3) ○
▽同準々決勝
大分 3―2 秋田
○ 井上 (2) メメ― 西嶋 (3)
○ 中 (2) メメ― 伊藤 (3)
○ 津島 (2) コ― 斎藤 (2)
菅田 (2) ―ドコ 菊地 (3) ○
佐藤 (2) コ―ドド 斉藤 (3) ○
▽少年女子1回戦
大分 4―0 福島
○ 庭野 (2) メメ― 小林 (2)
○ 厨 (2) メメ― 猪狩 (2)
○ 井上 (2) コ― 松井 (3)
近 藤(3) ― 今 井(2)
○ 大段 (2) メコ― 門馬 (3)
▽同準々決勝
大分 3―0 茨城
○ 庭野 (2) メ― 高梨 (2)
○ 厨 (2) メメ―コ 小沢 (2)
○ 井上 (2) メ― 高橋 (2)
近 藤(3) ― 江 原(2)
大 段(2) ― 坂 本(2)
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