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【山岳成年女子ボルダリング】8位に入賞した(左から)山本樹理と川尻三華、河野健治監督=竹田高山岳競技場
最後の1秒まで上を目指した。ボルダリング成年女子が8位。山本樹理(25)=竹田中職、川尻三華(21)=テクノスマイル大分支店=は2006年、07年のクライミングに続いて、3年連続の国体入賞を果たした。
今年から国体種目となったボルダリング。他県は世界チャンピオンや国内大会上位入賞の常連など強豪ぞろい。山本は第1課題で、加点対象の「ボーナスポイント」を通過した所で落下。川尻もゴールに届かなかった。あおむけで、頭より足を上に固定して始める第2課題でも、巻き返すことができなかった。
試合を終えた2人に大きな拍手が送られた。山本は「ボーナスポイントに達したところで安心してしまった。リード種目は決勝進出できなかったので、ボルダリングで順位を上げたかった」と悔やんだ。河野健治監督(44)=九州電力中津営業所=は「厳しい中、2人ともよく頑張った。これを励みにもっと上を目指してほしい」と話していた。
五十嵐・志賀組が2種目で決勝へ
少年女子の五十嵐純(竹田高3年)、志賀愛(同)組がボルダリング種目に続いて、リード種目でも決勝進出を決めた。
ともに「得意」というリード。五十嵐は長い手足を生かして高度を稼ぎ、志賀も粘りを見せ、18組中5位と健闘した。五十嵐は「2人とも自分の力を出せました」、志賀は「緊張せず、読みも間違えずに登れました。得意な分野で完登できなかったのが残念」と話した。「決勝ではボルダリング、リードとも予選より順位を上げたい」と声をそろえた。
少年男子のリード予選もあったが、佐藤貴洋(竹田高3年)、佐藤秀一(杵築高3年)組は20組中11位で決勝に進めなかった。2人は「この経験を今後の競技生活に生かして、また国体に出たい」と話していた。
成年男子は決勝逃す
ボルダリングは成年男子の予選があり、県代表の田嶋一平(25)=JOYWALL、村岡賢治(25)=JR九州大分支社=組は9位で惜しくも決勝進出を逃した。8位との差はわずか1・5ポイントだった。
ルートの下見で、第1課題の攻略に集中する作戦で挑んだ2人。狙い通り、2人とも第1課題を1回のトライでクリア。田嶋は難関の第3課題も完登したが、あと一歩及ばなかった。
田嶋は「第3課題を完登できたのは地元の皆さんの声援のおかげです」、村岡は「耐えている時に応援を受け、頑張ることができた」と感謝していた。
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