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試合前のミーティングで出場選手を激励する由布高ライフル射撃部のメンバー。手前左は顧問の久保美紀選手
大分国体のライフル射撃競技が3日、由布市庄内町の庄内屋内競技場で始まった。この大舞台に、県内の高校で唯一、ライフル射撃部がある由布高校から、同校講師で部活の顧問を務める久保美紀選手(30)と部員3人が出場を果たした。自己ベスト、上位入賞―。それぞれの目標を小さな標的に重ね、一心不乱に狙いを定めた。
同校のライフル射撃部は同競技場の完成(1992年)を受け、93年に県内で初めて創部された。近くに本格的な射撃場がある環境を生かし、数多くの選手を輩出。同部の存在は由布高の特色の一つにもなっている。
現在の部員は11人。全員、高校に入学して初めてライフルに触れた。県内の高校に同じ競技をしている高校がないため、九州や全国の大会で競いながら経験を積み、技術や集中力を磨いてきた。
その努力が実り、3年の小並正典(17)、秦友紀(17)両選手と、2年の梅木里紗選手(16)が大分国体に出場を果たし、4日、競技に臨んだ。
4年前に顧問に就き、指導に当たってきた久保選手は、部員より一足早く3日のエアピストル女子40発に出場。9位に終わったが、競技に対する真摯(しんし)な姿勢は、しっかり部員に示した。
「ライフル射撃は自分自身との戦い。3人の部員にはリラックスして、いつも通りの気持ちで競技に臨んでほしい」
一方、会場では由布高の生徒たちが仲間の活躍を祈りながら、競技補助員として出場選手の荷物運びなどに駆け回る。
部長の田本文花さん(3年)は「補助員をしていると、選手の緊張を間近に感じる。3人は持てる力を出し切り、久保先生の分まで頑張ってほしい」とエールを送った。
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