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【少年男子3位決定戦・大分―栃木】後半26分、大分・野木俊史(左)が3点目のシュートを決める=メルヘンの森スポーツ公園
県内随一のホッケーどころ玖珠町にあって、過去に目立った戦績がない少年男子勢。地元のとりでとして3位決定戦に臨み、見事な逆転勝ちで表彰台に上がった。
「何を緊張している。普段通りのプレーをすれば勝てるんだぞ」―1点リードを許して迎えたハーフタイム。山崎隆典監督(55)=日田高定時制教頭=はこう声を掛けた。
3年計画で強化してきたチームだが、全国の舞台は初めて。強豪栃木を相手に前半は防戦一方だった。それでも「能力、技術的にも十分に戦える」と山崎監督。森、玖珠農両校ホッケー部48人の代表であることに誇りを持たせた。
監督の話で硬さがほぐれたのか後半11分、梶原怜史(森高3年)のロングパスを受けた津末勇樹(玖珠農3年)が同点ゴールを決めると、21分に山下優(森高3年)、26分には野木俊史(同)が立て続けにゴールを奪った。
主将の小川敏幸(同)は「飛び抜けたエースはいないけど、全員の走りとパス、気持ちが持ち味」と話し、先制点を決めた津末は「必ずパスが来ると信じて走ったからゴールできた」。全員でつかんだ逆転劇だった。
ゲーム終了後、選手は真っ先に控え選手に駆け寄り、抱き合って喜んだ。48人の地元高校生に、約1500人の観衆は惜しみない拍手を送った。
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