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少年スプリントで準優勝した魚屋周成
魚屋周成(日出暘谷高3年)。この18歳がいなければ、県勢の総合Vは夢と消えていたかもしれない。少年スプリント準優勝。さらには3位入賞のチームスプリント最終走者として、並み居る他県勢の度肝を抜いた。
幼いころ、「新聞で活躍を見て」自転車競技にあこがれた。日出暘谷高の門をたたくため、中学時代に陸上で足腰を鍛えたのは有名な話だ。
短・中距離のどちらでも通用する万能型。これまでに「日の丸」をつけて2度の海外遠征に参加するなど、日本自転車界のホープでもある。
最終日は分刻みで2レースに臨んだ。最初の少年スプリント。「自分の走りさえすれば勝てる」
持ち前の負けん気が裏目に出た。強引に仕掛けた1戦目。粘り切れず終盤に差され、2戦目は逃げられて惜敗。その無念さを、続くチームスプリント3・4位決定戦のラストスパートに爆発させる。最終コーナーで相手を抜き去る圧巻の追い込みだった。
高校卒業と同時にプロの道へと進む。関係者が太鼓判を押す大器は、表彰台の上ではにかんだ。
「何よりも、地元国体での総合優勝がうれしい。やはり、自転車は最高です」
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