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表彰状を受け取る衛藤敬三さん=2日午前、豊後大野市三重町総合グラウンド
競技者としてのプライドを捨て、チームの躍進に全力を尽くした。2日に終了した馬術で、大分は競技別総合5位と健闘。監督兼選手の衛藤敬三さん(32)=衛藤乗馬学校=は馬の調教や選手の指導など、チームを全面的にサポートし続けた。「みんなが最後までよく頑張った」。初監督の重責を全うし、安堵(あんど)の表情を見せた。
1998年アジア大会の団体銀メダルメンバー。99年からフランスを拠点に活動し、五輪出場を目指していた。大分は国体を迎えるにあたり、選手不足に加え、馬を調教できる人さえいないという課題を抱えていた。
国体と北京五輪は同年開催。「フランスに残りたい気持ちもあったが、大分のために何かできればと思った」。アテネ五輪出場の夢が断たれた2004年夏、大分へ帰郷。父賢二さん(60)=県馬術連盟理事長=と二人三脚で強化が始まった。
監督、選手、そして裏方の3役を務めた。連盟が飼育し、国体で使う馬は6頭。調教はすべて一人で請け負った。自分の練習よりも指導を優先し、特にこの1年は少年の強化に力を入れた。
「地元の選手が勝てば盛り上がる」。開催前2カ月は会場の豊後大野市で長期合宿をし、士気を高めた。
1日には、自身の出場種目で3位に入賞し、競技者としての意地を見せた。表彰式が終わるやいなや、駆け足で出番を待つ仲間の元へ戻った。「結果に結び付かない部分もあったが、本番で合宿の成果は出せた。監督業の難しさも学べた」
会場には多くの地元小、中学生が訪れた。競技人口の拡大は今後も課題。「国体を見て馬術に興味を持つ子どもが増えてくれれば」と願った。
商業系の7高校が九石ドームで市場
商業系の学科がある県内7高校が4、5の両日、第63回国民体育大会・大分国体に合わせ、大分市の九州石油ドーム前広場で「おおいた青春市場」を開く。
商業教育の一環として、生徒が地元特産品や土産品を販売。大分国体に訪れた選手や応援者に、大分の味を知ってもらう。
参加するのは中津商、日出暘谷、別府商、大分商、情報科学、臼杵商、三重総合の各校。両日ともに午前10時―午後3時で、雨天決行。
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