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スキートで2位、総合3位に入ったクレー射撃陣。前列左から三重野浩光、藤原重美、河野和明。後列左から八木和人、山宮弘靖、福本政義=熊本県益城町・県総合射撃場
スキート、トラップ両種目最終日は第4ラウンドがあり、県勢はスキートが2位、総合で3位に入った。
スキートは上位が数点差にひしめき合う混戦の中で最終日を迎えた。他県は雨の影響で伸びなかったが、県勢3選手は安定したショットが光った。初日42位とつまずいたトラップも2日目、最終日に挽回(ばんかい)。29位まで順位を上げた。
選手兼監督の八木和人(61)=富士火災海上保険=は「開催県としてスキートは立派な成績。トラップは調子が上がらなかったが、全体で総合3位に入り天皇杯得点を積むことができた。応援してくれた県民の皆さんに恩返しができた」と話した。
「パーン」―。スキート最終の第4ラウンド。県勢3選手の最後にプレーした三重野浩光(44)=野津コルト=が23個目のクレーを撃ち落とした瞬間、じっと見守っていた仲間と関係者はガッチリ握手を交わした。
雨が降り続いた。スキートは立ち位置に屋根がなく、雨で銃を持つ手が滑りやすくなる。3選手のうち静岡国体スキート優勝メンバーの藤原重美(57)=自営業、河野和明(45)=大分キヤノン=は「最低でも入賞しなければならないという気持ちで臨んだ。経験したことのないプレッシャーだった」と振り返る。
国体初出場の三重野は「夜も眠れず、頭の中でイメージトレーニングを繰り返した」という。
最終日の第4ラウンド。河野と藤原は同じ組の他県の選手が撃つ際、背を向けて集中を高めた。「クレー射撃は自分との戦い。ミスをしても次の射撃のことだけ考えた」と2人。河野は三重野に「点は考えず思い切って撃て」とアドバイスした。三重野は緊張のため、序盤に2個ミスしたが「残りは開き直って撃てた。集中力は自分でも考えられないほどだった」。
大分から車で3時間近くかけ、競技会場となった熊本県総合射撃場(益城町)に足しげく通った。雨の中で撃つ練習もした。3人は表彰台で「2位は練習とチームワークのおかげ」と胸を張った。
▽トラップ団体100個
(29)大分227点(福本74、八木79、山宮74)
▽トラップ個人100個
(68)八木和人79点(21、19、21、18)(98)
福本政義74点(14、21、18、21)(101)
山宮弘靖74点(15、20、20、19)
▽スキート団体100個
(2)大分263点(河野89、藤原88、三重野86)
▽スキート個人100個
(11)河野和明89点(22、21、24、22)
(14)藤原重美88点(21、22、22、23)
(22)三重野浩光86点(22、22、19、23)
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