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【バドミントン】悔しい 8強 達成感

[2008年10月01日 09:17]

【バドミントン少年女子団体複準々決勝・大分ー兵庫】スマッシュを打つ後衛の伊藤衣世と前衛柳里奈ペア=日田市総合体育館

「全力尽くした」成年女子

 試合終了後の温かい拍手に自然と笑みがこぼれた。成年女子は、準々決勝で強豪の秋田と対戦。0―2で敗れ、準決勝進出はならなかった。
 複に赤尾美代(27)=昭和学園高職、赤尾亜希(25)=ヨネックス=組が出場。接戦に持ち込んだが及ばず敗戦。
 その結果を受け、第1単に出場した江藤理恵(東海学院大3年)は試合前、ラケットとシャトルを握り締め、目を閉じた。「自分が負けたら終わり。1回戦みたいな試合はしない」。その気持ちはラケットに宿った。相手に一度もリードを許さずに1ゲーム先取。しかし、その流れは最後まで続かず、1―2でゲームセット。29日の1回戦は、ほとんど一睡もできずに試合に出場。1ゲームも取れず、試合後に涙を流した。「1ゲーム取れただけでも良かった。全力を尽くした結果。悔いはないです」。
 吉田信之監督(65)=昭和学園高教=は「選手は本当によく頑張った。地元の声援に大きな力をもらった。感謝しています」と話していた。


誇りに思う 少年女子
 
 兵庫と戦った少年女子は複、第1単を続けて落とし、準々決勝で敗退した。「3人ともよく頑張った。3日間で力を出し尽くしたと思う。達成感がある」。吉田太郎監督(33)=昭和学園高教=は、選手たちをねぎらった。
 2セットとも中盤までリードし、ジュースで競り負けた複。柳里奈(鶴見丘高3年)は「あと1本取れなかったのが自分たちの弱さ」。伊藤衣世(同)は「決めないと追いつかれると思って焦った」と話した。
 2人とも日田市出身。別々の中学に通い、市内の大会でよく対戦していた。ペアを組んだのは高2から。「メンタルが弱い」と自分で認める伊藤に、柳が笑いかけて緊張をほぐすいいペアになった。「ベスト8に入れて誇りに思う」。2人は同じ思いを口にした。
 第1単で敗れた関屋史織(昭和学園高3年)は、吉田監督の指導を受けるため宮崎県から同校に入学した。「中学では実績がなかったのに、3年間指導してもらって国体に出られた。今日は勝って先生に恩返しがしたかったのに」と悔しがった。


目標かない「ほっ」少年男子

 少年男子は準々決勝で格上の福島に敗退。上位進出はならなかったが、ベスト8入りを果たした。
 複の第1セットで16―20の劣勢からジュースに持ち込んで意地を見せたが最後に力尽きた。続く、第1単も2―0でストレート負けを喫した。
 2日間とも複、単で2試合連続出場したエース、秦隆之(鶴見丘高3年)は「相手は強かったが、当初の目的(ベスト8)を達成できて、十分、責任を果たせた」とほっとした表情を見せた。
 高校の3年間、ダブルスでペアを組んだ秦と梶原太一(同)は今大会が最後のそろい踏みとなった。秦は高校卒業後に杵築市内の病院に就職し、競技生活にピリオドを打つ。一方、梶原は県外の大学に進学して、バドミントンを続ける予定。
 梶原は「3年間、きついこと、嫌なことがあっても、けんかはまったくしなかった」、秦は「きついとき、苦しいときもあったが、ずっとよきパートナーだった」と振り返った。

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