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【自転車】トラックも順調 総合得点首位守る

[2008年09月30日 11:09]

 自転車トラックレースの県勢は、前日のロードレース優勝に続いて順調な滑り出し。2日目を終え、総合得点で首位を守った。
 先頭を切って少年スプリント予選に出場した魚屋周成(日出暘谷高3年)はトップ通過。1回戦でも難なく相手をかわし入賞が確定した。同種目はインターハイで6位に終わった雪辱を誓って出場した魚屋。「予選が自信になった。優勝を狙う」と力強く語った。
 成年ケイリン1回戦の後藤国仁(26)=大分市消防局=も終盤の追い上げで5組目の1着。30日の準決勝に駒を進めた。「冷静に臨めた。まずは決勝を目指したい」

利根3位
成年1000メートルタイムトライアル
 成年千メートルタイムトライアル決勝。「初めから突っ込め」と指示されていた利根正明(19)=別府愛好会=が、快調に飛ばす。「ラストだ。行け、行けえ」。指導陣が叫んだ。
 「課題の中盤以降で伸びなかった」と利根。しかし前半の貯金が生き、堂々の3位入賞。「よくやってくれた。入賞確定までドキドキしていた」と遠江高一監督(30)=別府商高教=が振り返る。
 塚崎邦嗣監督(40)=日出暘谷高教=は「プロとの練習でスピードが付いた。全体的にタイムが伸びない中、よく頑張った」とねぎらった。
 11月に日本競輪学校に入学する。アマチュア最後の大会となる大分国体に懸けた思いは強い。「走るときは一人でも、それまでに大勢の支えがある。お世話になった先生たちに恩返しがしたい」。2位、3位の表彰台には何度も立った。あとは優勝で報いたかった。
 「誰も前に出さない」走りを目指し、プロの道に進む。高校時代から切望するタイトルの夢を追い続ける。

少年・上田8位
 自転車少年千メートルタイムトライアル決勝で8位に入った上田龍孝(別府商高3年)は、初めて個人種目で入賞の壁を破った。「9位とか、いつも惜しいところで逃していた。すごくうれしい」とはにかんだ。
 「前半は緊張で力みがあった」と塚崎邦嗣監督(40)=日出暘谷高教。スピードに乗れず、思い通りにいかない展開だった。迎えた最終コーナー。最も苦しい場面で、真上のスタンドに陣取った別府商高2、3年生200人の大声援がバンクに響き渡った。「応援が聞こえて頑張れた」。歯を食いしばり、バックストレートを駆け抜けた。
 千メートルタイムトライアルは「自分との闘い。精神力が問われる」と塚崎監督。「よく我慢した。最後の一歩で力を抜かなかったのが入賞につながった」
 「もっといけた、という思いはあるが、悔いはない。やりきった」。上田は晴れ晴れとした表情で汗をぬぐった。

 ▽成年千メートルタイムトライアル (3)利根正明(大分県連盟)1分9秒140
 ▽同スプリント予選 (18)明珍多久雄(別府商高教)11秒872=落選
 ▽同ケイリン1回戦
 「5組」(1)後藤国仁(大分市東消防局)12秒062=準決勝進出
 ▽少年千メートルタイムトライアル (8)上田龍孝(別府商高)1分10秒622
 ▽同スプリント予選 (1)魚屋周成(日出暘谷高)11秒374=1回戦進出
 ▽同1回戦
 「1組」(1)魚屋周成(日出暘谷高)11秒600=準々決勝進出

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