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予選で全選手中最高得点を出した村田拓馬の跳馬=べっぷアリーナ
4選手中2人が骨折するなど“満身創痍(そうい)”の体操少年男子・大分が決勝進出を決めた。スタンドの応援団の声援を力に変えた。
左足首を骨折し、着地のたびに激痛が走る高木裕輝(大分西高2年)と松尾征哉(杵築高3年)は、それぞれ平行棒と床で「完ぺき」な演技を披露。村田拓馬(同)は跳馬で着地をきっちりと決め、全選手中最高点の15・6をマークし、会場を沸かせた。
押田武監督(32)=杵築高教=は目を真っ赤にして「最高。応援に力をもらった。決勝では頑張るだけ」。
少年女子は6位につける
試合直後、観客席に陣取る応援団に駆け寄り、「ありがとうございました」と満面の笑みであいさつ。応援団と抱き合って喜んだ。
36チーム中24チームの予選が終了し、29日時点で6位につけた少年女子の大分。山本進監督(48)=西ノ洲環境=は「みんな完ぺきな演技で、出せる力をきっちり出せた」と笑顔を見せた。
1週間前の練習中に右足首をねんざし、まだ腫れが引かない主軸の山本友紀子(大分西高3年)は痛みをこらえて出場。「この試合で引退を決めていたので、骨折しても最後まで演技したかった」。試合後、さまざまな思いが込み上げ、涙を浮かべた。
選手4人は「1日の決勝でも、最高に楽しかったといえるようにしたい」と声をそろえた。
▽少年男子予選 (18)大分(村田、高木、松尾、尾川)234・050点(床運動41・100、あん馬35・900、つり輪37・600、跳馬42・350、平行棒39・600、鉄棒37・500)=決勝進出
▽少年女子予選(第1日終了時点の途中順位)(6)大分(山本、佐藤、森、春本)154・250点(跳馬39・100、段違い平行棒36・150、平均台39・400、床運動39・600)
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