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念願の姉妹ペアで出場する赤尾亜希(手前)と美代
熱意に、所属先が折れた。バドミントン成年女子の赤尾亜希(25)=ヨネックス。日本代表のメンバーだ。地元・日田での国体に姉美代(27)=昭和学園高職=とペアを組んで29日、登場する。ずっと思い描いてきた姉妹の夢が現実になった。
昭和学園高で美代は全国選抜、総体の単複タイトルを獲得。亜希も続き、1年のときには姉妹ペアで選抜準優勝するなど活躍。「大分国体に一緒に出る」。このころから思いをはぐくんでいた。
卒業後、美代は日田に残り世界を転戦。シングルスで五輪出場の夢を追った。亜希は実業団でもまれ、日本トップ級に。亜希の所属先から反対の声もあったが「最終的には会社を辞めていいと思っていた」。覚悟は所属先に伝わった。
美代もこの日に向け、懸命の”助走”をした。持病の腰痛と闘って体調を整えた。社会人になって遠ざかっていたダブルスでのプレーを思い出すため、実業団の練習に長期で合流するなどし「今までで一番」の練習量を積んだ。亜希は笑顔で言う。「家族や周囲の人の前でプレーできることがうれしい」。美代は決意する。「感動を与える試合をする」。夢にたどりついた喜びを力に変える。
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