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見事なパドルさばきを見せる伊藤由佳=リバーパーク犬飼カヌー場
カヌー・レーシングの第1日は、500メートルの予選10種目があり、県勢は全種目で予選を突破。29日の準決勝、決勝に駒を進めた。
成年男子カナディアンシングルの香月邦夫(新生養護職)は「予選からとばして、県勢を勢いづけます」との宣言通り、予選3組で2位を7秒以上離す圧巻のレース。全体の1位で決勝の舞台に備える。
インターハイで入賞した少年女子カヤックペアの後藤亜輝子・堤彩紀組(舞鶴高3年)や少年男子カヤックペアの山崎誠志朗・小野亮組(高田高3年)など団体4種目も決勝進出を決めた。
堀田育子監督(44)=舞鶴高教=は「初戦の緊張感はあったが、一本こいだので、次からはもっと力を出せると思う」と総括した。
地元の大声援を受けてスタートからトップギアを入れた。「重圧はなくたくさんの応援を力に変えた」。カヌー成年女子スラローム・カヤックシングル(25ゲート)で伊藤由佳(23)=豊後大野市犬飼小教=が抜群のスピードで準優勝。2007年秋田国体4位からステップアップを果たした。
タイムとゲート通過時の減点の総合点で争う種目。決勝2本はともにタイムでトップ。だが、決勝2本目のゲート通過のミスが響いた。「優勝するイメージはできていた。少し残念」。1位とわずか0・89点差だった。
成長の要因は肉体改造。秋田国体後は筋力トレーニングを重視。最後までスピードを維持できるようになった。指導した石井聡トレーナー(42)=県地域成人病検診センター=は「こぐ力がほかの選手と全然違う。タイムの通り、成果が出た」。
会場は勤務地が近く、犬飼小児童が川沿いの通路を併走しながら応援した。「『先生優勝してね』と言われていた。約束を果たしたかった」。次は30日の15ゲートに出場。「今度こそ勝つしかない」と力を込めた。
【成年男子】
▽フラットウオーター・カヤックシングル(500メートル)予選
「2組」(2)足立和宏(大分放送)1分59秒107=準決勝進出
▽フラットウオーター・カナディアンシングル(500メートル)予選
「3組」(1)香月邦夫(新生養護学校教)2分6秒145=決勝進出
▽スラローム・カヤックシングル(25ゲート)予選
(18)田中秀幸(大分県農林水産研究センター)256・07点=落選
【成年女子】
▽フラットウオーター・カヤックシングル(500メートル)予選
「3組」(5)三浦展世(立命大)2分15秒359=準決勝進出
▽スラローム・カヤックシングル(25ゲート)予選
(1)伊藤由佳(犬飼小職)252・55点=決勝進出
▽同決勝 (2)伊藤由佳(犬飼小職)234・98点
【少年男子】
▽フラットウオーター・カヤックシングル(500メートル)予選
「2組」(3)園田哲郎(大分舞鶴高)2分2秒303=準決勝進出
▽フラットウオーター・カナディアンシングル(500メートル)予選
「3組」(7)加藤彰悟(大分豊府高)2分30秒692=準決勝進出
▽フラットウオーター・カヤックペア(500メートル)予選
「2組」(3)大分(高田高=山崎、小野)1分53秒263=決勝進出
▽フラットウオーター・カナディアンペア(500メートル)予選
「1組」(2)大分(選抜=神原、江藤)2分4秒446=決勝進出
【少年女子】
▽フラットウオーター・カヤックシングル(500メートル)予選
「3組」(4)山田有加(高田高)2分26秒014=準決勝進出
▽フラットウオーター・カヤックペア(500メートル)予選
「1組」(2)大分(大分舞鶴高=後藤、堤)2分9秒779=決勝進出
▽フラットウオーター・カヤックフォア(500メートル)予選
「2組」(3)大分(選抜=阿孫、北村、佐藤、園田)2分5秒310=決勝進出
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