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【体操】拍手に沸いた“鶴見丘劇場”

[2008年09月29日 10:09]

【新体操少年女子個人】一丸さとこ(鶴見丘高)のフープの演技=別府市ビーコンプラザ

少年女子個人総合でトップ
 全員が泣いた。うれし涙だ。新体操少年女子個人の鶴見丘高は4人全員が高得点を出し、個人総合で1位に立った。29日の団体と合わせて順位が決まる。苦しさを乗り越えた「奇跡のチーム」は3年ぶりの優勝に王手をかけた。
 気持ちが乗りに乗った。地元別府の大声援を受け、笑顔で持てる力を出し切った。テンポよく舞えば、手拍子がわき起こる。”鶴見丘劇場”で観客と一体となり「百二十パーセントの力を出した」(秋山エリカ東京女子体育大准教授)。
 3年生1人、1年生3人。松永恵子監督(鶴見丘高教)は「本当に苦しいときもあった。演技できることが奇跡だなと思う瞬間がある」と選手の成長に感激。一丸さとこ(1年)は「緊張した。自分を信じた」と涙が止まらない。
 「よくやった」。母が娘に抱きついた。松永監督の母・悦子さん(57)=松永新体操クラブ代表=はジュニアから選手を育ててきた。すべては大分国体にかける情熱で、娘や選手を支えた。「明日(29日)頑張るんだよ」。選手の顔に近づき、両手で優しくほおを包んだ。

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