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【水泳】平常心の舞 飛び込み3位の高橋 

[2008年09月15日 09:17]

【少年男子高飛び込み決勝】3位に入賞した高橋尚也の演技=別府市営青山プール

 高さ10メートルの飛び込み台に立ち、両手を広げた。目の前には雲がかかった鶴見岳。この1年間、練習で見慣れた風景。飛び込み少年男子の高橋尚也(青山高2年)は心を落ち着かせ、舞った。「前宙返り3回半えび型」。緊張の1本目で成功し、高得点をマーク。リズムをつかみ、県勢初の3位入賞を達成した。
 前日の板飛び込み(13位)は硬さから、1本目で痛恨の失敗。茶木康寛監督(羽室台高教)は教訓を生かした。14日の直前練習で緊張感に襲われていた高橋を呼び、手首のテーピングの中に「平常心」と書いた。両肩に手を当て「肩の力を抜け」とさすった。
 恩師のサポートに美しい舞で応えた。高橋は2、3本目で失敗したが、手首のテープから透ける文字を見て、立て直した。最終6本目は水しぶきが上がらない「ノースプラッシュ」で入水。60点台後半の高得点を3本マーク。涙を浮かべる茶木監督と抱き合った。
 高橋は「最高です。表彰台に立とうと、気持ちを切り替えた。茶木監督が(自分の能力を)引き出してくれた」と表彰状を高く掲げた。連日、熟睡できず国体の夢を見ていたという茶木監督は「1本目は会心の出来。これほどの演技は練習でもしたことがない。気持ちで勝てた」と喜んだ。

 【少年男子】
 ▽高飛び込み (3)高橋尚也(別府青山高)310・00点
 【少年女子】
 ▽板飛び込み (16)佐藤友美子(大分豊府高)155・35点

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