大分ITネットワーク社会研究会は28日、7月例会を大分市の大分東洋ホテルで開いた。TechWaveチーフブロガーの湯川鶴章氏が「ソーシャルグラフが変える社会のあり方」のテーマで講演した。
湯川氏は紙媒体の従来型メディアからデジタルメディアを経て、オンラインで人間関係がつながる「ソーシャルメディア」が台頭しつつあることを指摘した。
象徴的な事例として、米国などで爆発的に利用が増えている「Facebook」を紹介。「衣類や音楽、新聞記事などさまざまなオンライン情報について、会員同士が互いにお気に入りかどうか知ることができる」と、利用者のネット上の行動履歴が蓄積され、それを解析するソーシャルグラフの概念を説明した。「それを基に、個別の嗜好(しこう)を分析した新たな広告市場も生まれている」とも。
人と人を結ぶコミュニティーの中核は、データを蓄積するだけのメディアから、ソーシャルメディアに移行すると強調。「軍事化、産業化の時代に続く情報化時代。富を超えた新たな価値観を求めて、大きな変革が起きている」と話した。
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