大分ITネットワーク社会研究会

〈10月例会〉 「情報モラル」啓発へ

[2009年10月26日 11:27]

ハイパーネットワーク社会研究所副所長の会津泉氏が「拡大するか、インターネット空間」のテーマで講演

 大分ITネットワーク社会研究会の10月例会が23日、大分市の大分東洋ホテルであった。多摩大学教授で、ハイパーネットワーク社会研究所副所長の会津泉氏が「拡大するか、インターネット空間」のテーマで講演した。
 会津氏はインターネットの普及に伴い、有害情報のはんらんや個人の誹謗(ひぼう)中傷、著作権侵害といった社会的なトラブルが増えたことを指摘。「ハイパー研の活動も『情報モラル』の啓発が事業の柱の一つになっている」と、社会の変化に対応した取り組みを紹介した。
 一方で、ネットの爆発的な普及に伴い、2011年から13年にかけて、IPアドレスが枯渇する可能性があり、「・(ドット)com」などのドメイン名とともに表記の仕組みが大きく変わろうとしている現状を説明した。
 「『・日本』などの導入に向けては、ドメイン名の管理運用事業者の選定方法などに中立・公平性が保たれなければならない」と、実現に向けた課題を指摘。「新たな仕組みづくりは政府、企業、市民社会が参画して透明性の高いサービスを実現し、利用者の利益を第一に考えた運用がなされるべきだ」と強調した。

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