
支持者と握手をする玖珠町長選の候補者=玖珠町内
リコール(解職請求)運動中の町長辞職に伴う出直し玖珠町長選挙は31日の投開票に向け、5陣営が最終的な支持固めや票の掘り起こしに全力を挙げている。(敬称略)
今のところ、先行する高倉、後藤を朝倉が猛追してトップグループを形成。梅木、宮西が続いているとの見方が強いが、しのぎを削る激しい戦いが展開されており、最終日まで予断を許さない情勢にある。
高倉は幅広い支援組織を構築した。早くから協力者カードで支持者を囲い込むなど、知名度不足を組織力で補いながら手堅く展開している。地元の浦河内や有権者の多い玖珠、森の中心部にも積極的に進出するなど町全域から満遍なく集票している。
後藤は後援会組織が中核となった戦い。過去2回の町長選で得た“後藤票”をベースに、町内に多い親類筋や支援の町議、中学校の同窓生らを通じて堅実に浸透を図る。出身の玖珠や八幡、北山田で支持を固め、勝負どころの町部に全力を傾けている。
朝倉は出馬表明が1月になってからと出遅れたが、人柄を前面に打ち出し、中学、高校の同窓生の支援で追い上げは急ピッチ。出身の森北部を押さえ、森南部などにも進出。保革を問わず浮動票を狙い、積み上げに懸命となっている。
梅木は今選挙を総合運動公園建設反対の総決算と位置付ける。リコール運動で得た支持を得票につなげようと活発に運動。新たな支援も加わっている。
宮西は政策の訴えに重点を置き、独自の戦いを展開している。
町内4地区のうち、八幡地区を除く森、玖珠、北山田の3地区から立候補者が出た。地縁や血縁の縦糸に、団体やグループの横糸が複雑に交錯した中で乱戦を繰り広げている。勝敗は票の多い森、玖珠両地区での支持獲得が鍵となりそう。4千票台とみられる当選ラインを目指し、激しい票の奪い合いを演じている。
高倉正行 54 無新
梅木恒明 75 無新
朝倉浩平 63 無新
後藤威彦 66 無前
宮西博幸 44 無新
(届け出順)
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