大分の選挙

寂しい「応援合戦」 “大物”来県少なく

[2009年08月22日 10:22]

 衆院選の選挙期間も半ばに差しかかったが、今回は選挙戦の盛り上げに欠かせない各党幹部や閣僚経験者ら大物政治家の来県がまだ1人もいない“異変”が起きている。今のところ、社民党を除けば期間中の各党幹部の来県予定は限定的で、“応援合戦”はここ数年の国政選挙の中でもやや寂しいものとなりそう。ただ、終盤の情勢次第では党幹部がてこ入れに直接乗り出す可能性もある。
 自民党で選挙期間中の来県が見込まれるのは森英介法相、鳩山邦夫前総務相ら4氏で、いずれも大分3区前職の応援。1、2区とも大物の来県予定はないという。
 党県連によると麻生太郎首相の来県を要請してきた。今や党の顔的存在となっている舛添要一厚労相にも要請してきたが、県入りは決まらなかった。
 自民のある陣営幹部は「今回は大物も自分の選挙で厳しい戦いを強いられており、応援に出向く余裕がないようだ。候補者本人がくまなく走り回るしかない」と気持ちを切り替える。
 一方、民主党は党幹部が自民前職と直接対決する新人陣営をてこ入れする方針を打ち出しているため、幹部級の来県は藤井裕久最高顧問(1区と3区)、石井一副代表(3区)にとどまりそう。
 党県連幹部は「前職は自力で勝ち抜けということ。これまでの議員活動の成果を発揮するしかない」と気合を入れる。
 社民党は福島瑞穂党首が県入りを予定している。

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