スポーツ選手のマスク姿が目につくようになった。13日にあった県中学駅伝の開会式ではほぼ全選手がマスクをしていた。スポーツ界にも新型インフルエンザの影響が広がっている。
大分県では夏の甲子園県予選で第3シードの佐伯鶴城が初戦、3年生の4選手が欠場を余儀なくされた。県代表の明豊は、甲子園ではマスクの着用を徹底していた。
新潟国体はさほどの影響はなかった。新潟を訪れた選手や街を行き交う市民にマスク姿は少なかった。大分県選手団は大会前に選手交代があった程度。新潟県によると選手団の発症者は32人だったという。
その後、県内はどうなるのかと思っていたら、10月から始まった中学、高校の新人大会に影響がもろにでた。中学は10月にあった16競技のうち、ほとんどでチームや選手単位の欠場があった。中でもバレーボールは男女計9チーム、相撲は参加予定の半数以上が棄権した。大分市中学駅伝は男女計7チームが出場を辞退。高校もラグビーで2校が棄権。高校野球の1年生錬成会も2校が欠場した。
新型インフルエンザの流行がピークに達しつつある。学校現場では本人が感染するケース、本人は感染していないが、同じクラス、学校で感染者が大勢発生するケースなどがある。
クラスに発症した子がいた。でも本人はかかっていない。このケースはどうするか。現場は苦しい判断を迫られる。危機管理をどうとらえているかが問われる。当然、拡大するにつれ、学級閉鎖、学年閉鎖、臨時休校の措置が取られる。最終的には学校長の判断で各種大会への参加、不参加を決めることになる。
うつす危険性があるときは広めることは避けたい。出場して体調に異変が起きたら大変だ。ここは涙をのんで欠場する勇気を持ってほしい。中学、高校の新人大会で各校がとった措置は正しかったと思う。
感染予防は手洗いとうがいの励行、マスクの着用。指導者や選手はもちろん、学校や家庭など全員が対策を徹底してほしい。
(編集局次長兼運動部長・高橋直義)
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