窓沿いには、太さ二十五センチの鉄骨が組み込まれていた―。大分市荷揚町の明治安田生命大分ビル。全面に覆いをしたビルの内側で、耐震改修工事が進む。県内では、耐震性の向上を図る民間建築物はまだ、数少ない。
地上七階地下一階、鉄筋コンクリート造と鉄骨鉄筋コンクリート造からなるビルは一九六六年の建設。耐震診断で、補強が必要と判定された。
戸田・佐伯建設共同企業体が三月までの九カ月間で、耐震壁の新設(十四カ所)、鉄骨ブレース(枠)の取り付け(二十六カ所)、柱の補強(二カ所)などを行っている。
「耐震改修では、標準的な補強方法といえる。通常通りの業務を続けながら工事するので、”居ながら補強”と呼んでいる」と菊池健児大分大学教授。
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