地震に耐える建築物を造るため、建築基準法は耐震基準を定めている。
近代都市に壊滅的打撃を与えた阪神大震災(一九九五年)は「古い建物ほど地震に弱い」という事実を見せつけた。
日本建築学会近畿支部の被害調査によると、阪神大震災では、神戸市灘区、東灘区、中央区にある鉄筋コンクリート造のビル計五千六百十八棟で大破以上の被害を受けたビルの割合は▽一九七一年以前の建設が全体の12・3%▽七二―八一年が9・1%▽八二年以降は2・4%。
建築基準法は七一年、八一年に大きく改正され、その度に耐震基準が強化された。古いビルの被害が目立つ一方、新耐震基準(八一年)で設計されたビルは、阪神大震災クラスの大地震でも比較的被害が少ないことを実証した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供先に帰属します。
Copyright (c) 2005 OITA GODO SHIMBUNSHA. Produced by DIGITAL BANK.co,.ltd.