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受けた恩、他の被災地へ 愛媛県にボラバス運行、土のう袋寄付

 福岡・大分豪雨や台風18号の県内被災地で、支援を受けた恩を別の人に送る「恩送り」が広がっている。西日本豪雨の被災地へボランティアバスを走らせたり、メッセージ入りの土のう袋を送っており、住民交流会も計画中。「災害はどこでも起こり得る。支援するのは当たり前」と住民の意識が高まっている。

 日田市が昨年7月に豪雨で、津久見市が同年9月に台風で被災し、全国からボランティアが駆け付けた。今年7月、各地に甚大な被害をもたらした西日本豪雨を受けて、日田市民から「今度は私たちの番」と声が上がった。
 日田市などが主催するボランティアバスは、愛媛県宇和島市へ1泊2日(船中泊)で7月27日~9月1日出発分まで18回運行。延べ272人が住宅の泥出しや家財の運搬をした。津久見市社会福祉協議会は8月31日、同県大洲市へ日帰りバスを走らせ、18人が参加した。日田では経験のあるコーディネーターが同乗したため、ボランティア初心者からは「思い切って行けた」、経験者からも「仲間と汗を流せて楽しい」と好評だった。大鶴地区などでは住民同士が誘い合って参加した。「市民ボランティア育成につながった」と市まちづくり推進課の高野新一課長。
 市内の民間団体「ひちくボランティアセンター」が呼び掛けたメッセージ入りの土のう袋は、200枚以上集まった。現地に足を運べない児童らも「何とか助けになりたい」と袋にお絵描き。完成した袋は今月上旬、ひちくボラセンが宇和島市の住民らに手渡した。
 ひちくボラセンは、土のう袋を集めた際の寄付金などを元に12、13の両日、宇和島市に天ケ瀬温泉の湯を運んで足湯サービスをし、小野の農家が提供したナシを食べてもらう。宇和島の住民を日田に招待することも検討している。
 ひちくボラセンの松永鎌矢さん(28)は「不特定多数のボランティアから受けた恩を他の被災地に送りたいという住民の気持ちをバスや土のう袋に乗せることができた」と話している。
※この記事は、9月13日大分合同新聞朝刊11ページに掲載されています。
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