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ママ猟師奮闘中 竹田市の阿南有香さん 鳥獣害対策やジビエ消費拡大へ

 ママは猟師―。竹田市刈小野の阿南有香さん(34)は2人の女児がいる「狩猟女子」。8月に狩猟免許を取得し、鳥獣害対策とジビエの消費拡大に奮闘している。
 市内飛田川出身。会社員を経て、2013年に農業(ミニトマト栽培)を始めた。市内ではシカやイノシシが増え、農作物の被害が深刻化。対策に悩むうちに猟師になろうと決意した。
 今年1月、有害鳥獣の駆除、加工をする「竹田オーストリッチファーム解体・販売所」=飛田川=の吉良富伯(とみのり)代表(76)に「弟子入り」。地元猟友会メンバーにもアドバイスをもらい、山に入るようになった。
 国家資格の狩猟免許に挑み、鳥獣の生態や猟具、法令を問う筆記、視力や運動能力、技能試験をパス。箱わなと銃を扱えるようになった。
 解体する際の返り血にも動じることはなく、狩猟歴50年以上の吉良代表は「狩猟から解体まで1人でする女性は少ない。とても頼もしい」と成長に期待する。
 阿南さんはまんじゅうなどを生産販売する「あじさい農産加工所」(刈小野)でも働き、食品衛生責任者の免許を持つ。築70年の自宅を5月にリフォームし、シカシチューやイノシシ肉のギョーザなどジビエ料理を友人に振る舞うことも。
「ジビエは高タンパクと低脂肪が注目されている。消費拡大にも取り組みたい」と意気込んでいる。

(メモ)
大分県内の狩猟免許所持者は昨年度、5396人で女性は80人。市内には阿南さんを含め6人(箱わなと銃の両方は3人)の女性猟師がいる。九州農政局のリポートによると、2015年度に県内で捕獲されたシカとイノシシは計7万4724頭。ジビエの活用は3%にとどまり、九州7県でワースト2位だった。
※この記事は、9月12日大分合同新聞朝刊14ページに掲載されています。
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