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ロシアの史料館に寄贈へ 生誕150年、竹田出身の軍人広瀬武夫

 生誕150年を迎えた竹田市出身の軍人広瀬武夫(1868~1904年)に関するドキュメンタリー作品と書籍が、日ロ交流団体「オーポラロシア福岡」を通じてロシア・サンクトペテルブルクの日ロ戦争史料館に寄贈される。いずれも市内の関係者が手掛けたもので「新しい日ロ交流になれば」と期待している。

 両国政府は今年を「日本におけるロシア年」「ロシアにおける日本年」とし、政治、経済、文化などの交流行事を実施している。寄贈はオーポラロシア福岡が広瀬武夫生誕150年祭事業実行委員会(甲斐正章委員長)などに呼び掛けた。
 ドキュメンタリー作品「幻想の街のシンフォニー」は市地域おこし協力隊の尾登(おとう)憲治さん(68)=中津市豊田町出身=が制作。広瀬が1897年からロシア留学した足跡をたどり、現存するアパートなどを訪問。2015年にバルチック艦隊司令長官のひ孫が広瀬神社を訪れた様子も記録した。
 作品では、同史料館に海軍大将東郷平八郎(1848~1934年)の軍服レプリカを寄贈するプロジェクトも追った。「ロシアでは戦争の歴史も相手国の理解に生かされる。現地で広瀬の実直な人柄は高く評価されている」と尾登さん。テロップやナレーションは通訳が翻訳した。
 書籍は実行委が出版した「広瀬武夫からの絵はがき」。ロシア留学の6年間に肉親へ出した絵はがき70枚をまとめている。執筆した日本近代文学研究者の笹本玲央奈(れおな)さん(39)=東京都、竹田大使(文化大使)=は「広瀬がロシア各地の風景を家族に伝えた絵はがきが、100年以上の時を経て海を渡る。民間レベルの国際交流が平和の礎になることを願う」と話した。
※この記事は、9月9日大分合同新聞朝刊19ページに掲載されています。
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