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バナナを宇佐の特産に いったん凍らせ、寒さに強くした苗を採用

 寒さに強いバナナの栽培が10日、宇佐市上乙女で始まった。同市の農業法人「本多ファーム」(辛島光司社長)が運営する。同社によると、県内では初の取り組みという。苗に氷河期を疑似体験させるユニークな手法を採用。皮ごと食べられ、身はしっとりになるという。市の新たな特産品として注目されている。
 「凍結解凍覚醒法」を研究開発した農業法人「D&Tファーム」(岡山市)の苗(1本3万円)を取り寄せた。品種は約50年前まで世界的に主流だった「グロス・ミシェル」(台湾バナナ)。糖度は最高で25度に達するという。地区名から「乙女ばなな」と命名した。収穫後は15度から20度に管理した部屋で、約10日間熟成させる。価格は未定。
 ビニールハウス6棟(約30アール)に約500本を植栽。収穫量は1回当たり15トンを見込んでいる。最初の収穫に約9カ月かかるが、2回目以降は半年に1回取れる。苗の拡張や植え替えをしていき、生産量の増加を図る。出荷先は外国も視野に入れている。
 凍結解凍覚醒法は、苗の一部を特殊な液体に浸し、冷凍庫で約半年かけてゆっくりマイナス60度に凍らせて、解凍させてから植える。凍結することで寒さへの耐性がつくだけでなく、成長を促進し収穫までの期間が通常の半分程度になる。
 10日に開所式があり、関係者ら15人が出席。是永修治市長が「宇佐を代表する産物にしてほしい。今後、ふるさと納税の返礼品に加えていきたい」と祝辞を述べた。
 辛島社長は「他県で同じ苗を仕入れている農家と競争しながら包括的なブランドをつくり、新たな産地として品質のいい物を作っていきたい」と話した。
※この記事は、8月11日大分合同新聞朝刊11ページに掲載されています。
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