平成30年度 大分合同新聞納涼花火シリーズ

別府会場 7月29日(日) 20:00スタート!詳細はこちら

大分県内ニュース
地域密着!郷土のニュースとスポーツ

文豪の「耶馬渓紀行」復刻 注釈盛り込み名所解説

 自然主義派の文豪、田山花袋(かたい)(1872~1930年)が耶馬渓を旅した様子をつづった紀行文「耶馬渓紀行」の復刻版(四六判・330ページ)が発刊された。同行した画家、小杉未醒(みせい)(1881~1964年)の表紙絵や豊富なスケッチは当時のまま。新たな要素も盛り込んで旅の供にぴったりな1冊となっている。
 紀行文は、1927年に実業之日本社が発行。2人は26年秋に中津市の城下町から耶馬渓を経由し、玖珠へ向かった。その途上に出合った景色の美しさや地元民との触れ合いを詳細につづった。当時の風俗や交通事情もうかがい知ることができる。
 山崩れがあった市内耶馬渓町金吉の地名も記載。現地に足を運んだ小杉が宿に残った田山に“別天地”だと語り、行かなかった田山が残念がる場面もある。湯布院、別府にも足を向け、実業家、油屋熊八の名前も登場する。
 復刻版は、昨年認定された日本遺産「やばけい遊覧」の関連事業としてのぶ工房(福岡市)が発行した。文化庁の補助金を活用した制作費用と図書館などへの配布分費用は約90万円、一般販売分の増刷費用は中津市単費で約80万円。
 復刻に当たり、作中に登場する青の洞門などの名所や具体的な地名を注釈で解説。現在の写真や観光ポイント、やばけい遊覧の認定ストーリーも盛り込んだ。税別1500円。中津市役所、耶馬渓風物館などで販売するほか書店でも購入できる。
 市教委文化財室は「2人が旅したのは耶馬渓の名勝指定後で、現在もそのままの形の景色を楽しめる。褒めるばかりではなく辛口な言葉も記す中、徐々に耶馬渓の魅力に引き込まれていく文豪の旅を楽しんで」と呼び掛けている。
※この記事は、5月3日大分合同新聞朝刊15ページに掲載されています。

OPENCLOSE

速報ニュース

ニュースアクセスランキング 5時21分集計

ランキング一覧を見る

大分合同新聞ニュース絞り込み検索
記事の絞り込み検索が可能になりました!

期間選択
ジャンル選択
記事種別選択

大分県の天気

PM2.5情報
大分県の測定データ大分市の測定データ
大分合同福祉事業団
インターネットによる募金「かぼす募金」を受け付けています
ぶんぶん写真館
記者やカメラマンが撮影した写真を閲覧・購入できます。
大分合同新聞
販売店検索はこちら
お近くの販売店を今すぐ検索!
HELLO KITTY×大分合同新聞
おともだちカード
「大分合同新聞 HELLO KITTY」が大切なあなたの気持ちをお届けします。

全てのお知らせを見る

電子書籍のご案内

ページ上部へ戻る