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山移の偉人忘れない 社会運動家 江口榛一描く紙芝居

 3月に閉校する中津市耶馬渓町の山移小学校(台野真人校長、2人)で1日、同校出身で詩人、小説家、社会運動家の江口榛一(しんいち)(1914~79年、本名・新一)を題材にした紙芝居の上演があった。紙芝居は町内の「耶馬渓歴史観光案内人」が作ったもので、初めて披露した。

 タイトルは「『地の塩の箱』をつくった江口榛一の一生」。案内人の紙芝居作品として23作目。2年前に製作したが披露する機会がないままになっていたという。今回、後輩に当たる児童に江口のことを知ってもらいたいと企画した。
 江口榛一は町内山移生まれ。明治大学を卒業後、新聞記者、雑誌編集長、教師などを経て執筆に専念したという。1956年、無償の精神で助け合う「地の塩の箱」運動を提唱し、全国に広めた。
 児童や職員ら約10人が聴講。今回の紙芝居作りを担当した吉森晶子さん、地元在住の井上良美さんが上演した。幼少時の様子や破天荒な一面もある性格、芥川賞候補に挙がったことなどの人となり、「お困りの方は自由にこの中のお金をお使いください」と書いた木箱を作ったいきさつなどを伝えた。在校生の藤高綾さんと相良実咲さん(共に6年)は「偉大な人が山移にいたことが分かった。すごい才能のある人だった」「(箱は)今はなくなっていて残念。江口さんのように人のことのために何かできる人になりたい」と述べた。
 吉森さんは「地域でも江口の本当の姿は知られていない。これを機にもっと広めていきたい」と話した。
※この記事は、2月6日大分合同新聞朝刊10ページに掲載されています。

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