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別府冷麺の人気店「胡月」年内いっぱいで閉店

 別府冷麺の人気店「冷麺・温麺専門店胡月」(石垣東)が年内いっぱいで閉店する。店主の浦田直美さん(72)の体力が続かなくなり、決断したという。こしの強い麺とさっぱりとしたスープが多くの人をとりこにし、半世紀にわたって市民や観光客に愛されてきた。

 市中心部からやや離れた場所にあるが、休日には観光客らが行列をつくる。こだわりの国産小麦粉とそば粉などを配合した太麺に、だしの効いた澄んだ色のスープが人気の秘密。素材や麺の作り置きをしないといった製法にも徹底的にこだわっている。リピーターが多く、大分を離れても同店の冷麺を味わうためだけに県外から車を走らせたり、家族4世代で通う常連客もいるほど。営業時間は午前11時から午後5時半までで、特に夏場の繁忙期は客が途切れることはない。
 店は、かつて市内の松原公園の近くにあった冷麺専門店「大陸」で教えを受けた浦田公太郎さん(故人)が昭和40年代中ごろに、妻の直美さんと始めた。「大陸」の常連から助言をもらったりしながら改良を重ね、現在の味にたどり着いた。
 店主だった公太郎さんが脳梗塞の影響で寝たきりになってからは、直美さんが中心となって店を切り盛りしてきた。午前4時から仕込みをし、閉店後の片付けまで休憩を取ることなく働く。常連客の励ましや冷麺を多くの人に味わってもらいたいという気持ちで踏ん張ってきた。
 直美さんの体力が続かなくなったことで区切りを付けようと閉店を決めたという。まだ常連客にも知らせていない。直美さんは「何より常連さんに感謝の気持ちを伝えたい。仕事は大変だったが、お客さんの『おいしかった』という声に励まされた」。「店の味を残したい」という思いもあり、「しっかりとした引き受け手がいれば継承したい」とも話している。
※この記事は、10月13日大分合同新聞朝刊18ページに掲載されています。

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