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大分道 防霧ネット改良 建築用塗料使い効果維持

 ネクスコ西日本九州支社大分高速道路事務所は霧による通行止めが深刻な大分県内の高速道路で、改良した「防霧ネット」の整備を進める。セラミックスの粒子が入った建築用塗料を塗ることで、防霧効果が上がるという。大分自動車道と東九州自動車道の大分インターチェンジ(IC)―速見IC間の上下線47カ所にある既設のネット(高さ3~10メートル、長さ計約11キロ)を順次張り替え、2019年春までの完了を目指している。
 ネットの改良は、同事務所と熊本大学が共同で手掛けた。ポリエステル製の3ミリの網目が霧の粒子(水分)を捕らえたり、細かく分解する仕組みだが、時間が長引けば、付着した水分が網目をふさぎ、効果が落ちる課題があった。
 同事務所などは、雨水や汚れから家の外壁を守る塗料に着目。親水性があり、水膜ができる前に水分を落とすことが可能になった。塗料に含まれるセラミックスの遠赤外線効果が、霧の粒子をより細かく分解するという。
 昨年6~9月に改良ネットを190メートル設置し、実証実験した。同事務所は「1回の通行止めにつき平均して約2時間、規制開始の時間を遅らせることができた」と評価した。
 現在のネットは1996~2001年度に設置されており、老朽化が激しい箇所から替える。
 国土交通省のまとめでは、14年度の悪天候・災害による通行止め時間ワーストランキングで、県内の高速道が上位12区間を占めていた。いずれも霧が発生しやすい別府湾沿い付近の大分道や東九州道だった。同年度の霧による県内の通行止めは27回で224時間。15年度は319時間(37回)、16年度は267時間(30回)だった。
 同事務所は「霧は雨や風向きで発生状況が変化し、完全に防ぐのは不可能。利用者への影響をなるべく抑えるため、安全な走行環境を維持しつつ、規制時間を1時間でも短縮したい」と話している。
※この記事は、7月1日大分合同新聞朝刊1ページに掲載されています。

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