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「ドボジョ」奮闘 技術職で女性2人採用 豊後高田市

 新風を吹き込む「ドボジョ」(土木系女子)―。豊後高田市新地の西日本土木(隈田英樹社長)は、土木と建築現場で働く女性2人を今春採用した。事務職以外では1943年の創業以来初めて。県建設業協会によると、正確なデータはないが県内の企業で技術職として働く女性はまだまだ少ないという。2人は「男社会」のイメージが強い業界で奮闘している。

 豊後高田市草地出身の北村真友美さん(23)は土木技術者として4月に入社。昔からものづくりが大好きで、鹿児島大工学部を卒業して地元に戻ってきた。
 現在は市内一畑の並石ダム近くの県道舗装現場で測量や写真撮影を担当。一緒に働く作業員たちは「女性がいるだけで、和やかな雰囲気になる」と歓迎する。
 北村さんは「まだ慣れないことばかりだが、将来的には工事現場を任せられるような信頼を勝ち取りたい」と前を向いた。
 大分市高城西町出身の平川由香梨さん(21)は大分工業高で建築を学んだ。卒業後は市内の携帯電話ショップで働いていたが、建築業界への夢を諦めきれずに3月に同社へ転職。「建築関係の仕事をしていた父親も喜んでくれた」と満面の笑みを見せる。
 前職で鍛えたコミュニケーション能力を生かし、営業や建築現場、顧客をつなぐ総合管理部門の勉強に日々励んでいる。「今後は建築士や施工管理の資格も身に付けたい」と意気込む。
 かつては「女人禁制」の印象が強かった業界だが、2人は「明るい職場で、先輩方は丁寧に仕事を教えてくれる」と口をそろえる。同社総務部は「業界の高齢化が進む中、優秀な人材は男女関係なく確保していく。女性ならではの発想にも期待したい」と話した。 
※この記事は、5月19日大分合同新聞朝刊11ページに掲載されています。

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